2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

麗羅の館ⅩⅩⅥ


第三話:今泉陽菜

狙いを定めた少年は某有名私立中学の門を潜っていった。
校門には清麗学園の文字があった。

『ん?・・清麗?・・麗?・・・俺の所と何か関係が・・・・』

兎にも角にも少年はこの学校に入っていったのだ、俺としては彼が出てくるのを待つしかない。
周囲を見渡したところ、うまい具合に校門を見張れる位置にネットカフェがあった。
俺としては必死だった、あの紗希に勝るとも劣らない美少女に出会えたのだ、なんとしてでも手中にいれてたかった。

俺は粘った、そしてその努力は彼の、いや彼女の下校する姿を見つけたとき実った。
校門を出た彼女はややうつむき加減に下を向き、駅のほうへと歩を進めていた。
俺は急いでネットカフェの清算を済ませ、彼女の後を追ったのだった。

最寄りの駅に着き、電車に乗る彼女の後姿を愛おしく感じた、だが学ラン姿の彼女に違和感を感じる。
白いブラウスに赤主体のチェックのネクタイに同じ模様のミニのプリーツスカートを着せたい。
そして背中にはブラが透けて見える、そんな妄想に駆られていた俺だった。

俺もその電車に乗り込み遠目に見える位置で彼女を見張った、電車内は朝ほどではないが込み合っている。
電車が駅に着くたびに俺は彼女との距離を縮め、俺の降りる駅に着くころには彼女に接近していた。
周囲は下校の学生で溢れたいた、中にはアイドル並みの女子高生もいる、だが俺はその子たちには目もくれず目的の男子高生に痴態をし始めたのだった。
手法は朝と同じだ、まず手の甲で尻を触る、そして掌、さらに股間の膨らみへと。

彼女の股間を摩っているうちに彼女の陽根が勃起し始めた、彼女も感じているようだ。
それに追い打ちをかけるように耳に熱い息を吹きかけるのだった。
『あふぅ・・ん・・ああ・・・・ん・・』
その反応は純女と同じだ、男である彼女も感じている。

何の抵抗を見せない彼女に脈があると感じた俺は彼女にそっと囁いたのだった。
『・・お茶でも・・しないか?・・・』
『・・・・・・・・』
声を出しての返事はないが、頭をこっくりとうなずく彼女だった。
俺はほくそ笑みながら彼女を抱きかかえるようにして到着した駅に降りたのだった。

俺の定期券では乗り越しだったので清算を済ませ、彼女の所に向かった。
彼女のほうは定期券だけで下りられたらしく、改札口を出て待っていた。
それは俺がこれから彼女にしようをすることに同意したことを意味している、その彼女の同意に俺は狂喜したのだった。

俺は改札口を出るなり彼女にアイコンタクトをとった、そして彼女もうなずいたのだった。
行先はもちろんお茶を飲む場所ではない、ラブホに決まっている。
やや後ろでついてくる彼女は俯きながら顔をこわばらせている、おそらくこんなことは初めてだろう。
俺は彼女の純女遍歴など知らない、だがおそらくまだ童貞、チェリーだろう。
俺としては願ったり叶ったりだ、これから俺の手練手管でホモの道に入らせてやろう、今日はその入り口だった。

駅を出て五六分も歩くと飲み屋街が乱立していた、そしてさらに歩くとラブホが二三軒立ち並んでいる、俺としては彼女との初めての淫行の場所だ、思い出に残るような小綺麗なシティホテルを望んだが如何せん小さな町だったのでなかなかそんなホテルは見つからなかった。
だが神の思し召しかこの街には似遣わない洒落たホテルが俺の目に飛び込んできた。
俺は狂喜乱舞の気持ちでそのホテルに歩を進めたのだった。

俺達は中に入りまっすぐフロントに向かった、そして空部屋を聞きその中で一番高級な部屋を選んだのだった。
とにかく俺にはこういう所の金銭など惜しまないほどの貯蓄がある、なのでこんなな選択をしたのだった。
宿泊名簿には俺の名前の欄の下に従弟、鮫島孝雄と書いておいた、勿論紗希の名前を使わせてもらった。
その宿泊名簿を覗き込んでいた彼女は、
「お兄ちゃん、漢字が違うよ、法隆寺の隆に夫だよ・・・」
俺はぎょっとした、まさか彼女も“タカオ”なのか?
“お兄ちゃん”という呼び方は彼女の機転からだったが俺は何食わぬ顔をして、
「違ったか?じゃあお前が書け・・」
「・・うん・」
俺達はもう一枚宿泊名簿の用紙を貰い書き直したのだった。

ホテルの宿泊名簿など大した詮索もせず、簡単にチェックインできる。
その例にもれず俺達は最上階の部屋に宿泊することになった、勿論事が済めば彼女を家に帰すつもりだ。

ホテルマンの案内で俺達は部屋にたどり着き、中に通されキーを渡された。
部屋はやや古いがゴージャスで彼女との初めての思い出にするにはうってつけの豪華な部屋だった。

このドアを閉め切った密室の中に俺はベット、ダブルベットの所在を確認し、彼女を導いた。
彼女と言えば、嫌がる様子もなく顔を赤らうつむいたまま、俺についてきてベットのそばまで歩を進めたのだった。

ベットの中央まで来たとき、俺は振りむき両掌で彼女の顔横に触れた、そしてうつむいていた彼女の顔を俺のほうに向かせたのだった。
彼女は目を半開きにし、待っているようだ、俺からの熱い口付けを。
俺は彼女の期待に添うべく唇を彼女の唇に押し当てた、そして半開きにした唇の中に舌を差し込んだのだった。

柔らかい唇だ、まるで女の子のように。
そして柔らかい舌だった、その舌に俺の舌を絡み付かせる、彼女も絡み付いてくる。
彼女の口の中は唾液で溢れている、それを俺は吸い込むのだった、また彼女も呑み込んでいる。
俺と彼女は男同士の口付けでありながら、まるで純女としているような錯覚に陥っていた。
彼女のほうも目を虚ろにさせ、淫靡な官能に浸っている様だった。

俺は彼女をベットに横たえさせ、衣服を剥ぎ取り、彼女を裸にしていった。
筋肉のついていない少年の身体だった、そして小さな乳首をとがらせている。
その小さな乳首を俺の舌が絡み付いている、俺は乳首を甘噛みし吸い込む、まるで女の子にするように。
そして彼女も女の子のような反応をしている、まだ二次性徴期が来ていない彼女の喘ぎ声は女の子のように聞こえてくる。
「あん・・あん・・あん・・・ああん・・・」
「・・・・・・」
「あふん・・・・ああん・・あん・・」
「・・・気持ち・・・いいのか?・・・」
「・・ああん・・・き・・も・・ち・・いい・・」
「・・・・」

俺としては複雑な気持ちだった、俺がこのような淫行を受けたいのだ。
だがそのことを今までひた隠しにしていた。
それがあることをきっかけに俺の心を女性化へと走らせたのだった。

淫交

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

megumi2001

Author:megumi2001
仕事・家事・執筆・・・・忙しく動いています
家事は・・・新彼と同棲中・・・・なので
更新、遅れ気味で・・・

長い目で見てください

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR