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麗羅の館ⅩⅨ


第三話:今泉陽菜

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陽菜とは中学を卒業するとともに関係を終わらせた、陽菜が他の男の淫棒を銜え込んだのを俺が知ったからだった。
自分のことを棚に上げて女をなじり、別れの理由にしたのだった。

高校に入り、俺の野球暦は更に拍がかかっていく。
一年生でエースになり、二年生になると四番も務めていた。
二年、三年生の時にはあと一歩で甲子園というところまで行ったが、味方の援護に恵まれず敗退したのだった。
だがプロのスカウトは俺を高く評価してくれて、ドラフトに指名までしてくれた。
だが俺はプロなんかになりたくないのだ、俺がなりたいのは女だった。
あの柔らかな乳房が欲しいのだ、男を受け入れるマンコが欲しいのだ。
そんな思いを心の中に閉じ込めながら、俺は言い寄る女たちと淫行を重ねていった。

大学に入り、またも俺は野球に没頭する。
仕方のないことだ、俺は野球のおかげで大学に入学できたからだった。
大学でも俺は野球歴に箔を付ける、そして一年生の時、俺は男の淫棒を体の中に受け入れたのだった。
それはこれまでの思いを成就するものだった、しかし特定の男だけではなかった。
強化合宿の時、先輩たちの性のはけ口としてアヌスを使われたのだった。
毎日変わる相手だったが、俺の官能の火は燃えたぎり、アナルセックスに没頭していった。
淫菊に根棒を嵌められ、夜な夜な女のように喘ぎ声をあげていた俺だった。

アヌス処女喪失の時、激しい痛みが俺のアヌスを襲った。
だがそれも数度となく嵌められるうちに快感に変わり、合宿が終わるころには特定の相手もできたのだった。
もちろん、男同志なので甘いデートなどできない、他の人に悟られないように携帯のメールで待ち合わせ場所をやり取りし、逢瀬を重ねたのだった。
男同士が淫行を行う場所なんてなかなかない、必然的に彼の部屋に通うようになった。
彼の部屋は高級マンションで完全防音なのだ、少しくらいの音などは外には漏れなかった。

彼の部屋を訪ねる時くらい俺も女装くらいしたかったがこの身体に合う服などなかなかない。
男丸出しの身体に成長した俺は女装をあきらめていたのも事実だった。
それに彼は真正のホモで女の姿ではダメなようだった。
もともと女に持てるようなイケメンではない、そして俺はというと、どんな女も振り向くようなイケメンだった。
野球で身体を鍛えなければ、こんなに大きくならなければ・・・・
俺はきっと可愛い男の娘に成れたに違いない。
だが彼はこんな俺をこよなく愛してくれた、そして俺も彼との交姦のたびに官能の頂点に達し完全にアナルセックスの虜になっていた。

「ああん・・・・あっ・・あっ・・ああん・・」

「あふん・・あ・・あ・・・あ・・・あん・・」

「あぁぁぁ・・あぁん・・あん・・ん・・・ふぅ・・・あぁん・・」

「あは・・・ぁん・・・ぁン・・・きもち・・・いい・・・」

俺は女のように淫楽の喘ぎ声をあげていた、彼の淫棒が俺の中で暴れるたびに俺は官能の渦にのみ込まれていく。
もうこの世界からは逃れない、逃れられない、逃したくない、そんな思いだった。
だが所詮、快楽のための関係だったので彼は進級すると別の後輩と関係を持ったのだった。

およそ一年くらい続いた関係だったが、本当の俺の姿を曝け出せた相手だった。
俺は女だ、本当の俺の姿になりたい、女の姿になりたいと切望するようにいた。
だがそのことを口にすることが憚られた、今の男の姿で女になりたいと口にすればたぶん周囲は俺を変態扱いにするだろう、それが怖かったのだ。
そんな俺の身辺にも変化があった。

俺たちは奴隷のような一年がおわり、新入生が入ってきた。
そして伝統に成りつつある一年生の性奴隷化が始まったのだった。

プロフィール

megumi2001

Author:megumi2001
仕事・家事・執筆・・・・忙しく動いています
家事は・・・新彼と同棲中・・・・なので
更新、遅れ気味で・・・

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