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麗羅の館X X XⅥ


第三話:今泉陽菜
19

苦痛だった放射線による女性化を終え、今俺はこれから行われる手術のための体力回復をしていた。
と言っても女性ホルモンの摂取やエステなどは毎日の日課だった。
同時に女としての振る舞いや仕草の注意点を裕美さんから矯正されてもいた。
そして、裕美さんからある程度の合格点をもらうと麗羅先生は俺に外出許可を与えたのだった。

もう寒い日もそれほどなくなった四月の中頃、俺はは初夏と言わんばかりに肌の露出の多いキャミソールで都心に出てきていた。
もちろんメイクも二十歳くらいの若い女性を想定して施してきたのだ。
だが、このキャミに植毛された黒髪では重すぎるのでウイッグを付けている。
その亜麻色のウイッグはあの “陽菜” の写真と同じ髪型であり、その髪型に合わせた服装だったが、女の子の俺を女性の俺にしていた。
ネックレスはやや太いチェーンにハートの付いたものを、ピアスも同じデザインのハートのものを付けていた。

もともと目鼻立ちが整っている “陽菜の顔” には濃いメイクは必要ない、すっぴんでも綺麗だからだ。
ナチュラルにファンデーションを塗り、ピンクのチークぐらいでよかった、あとは軽く眉を書き、アイラインを引く。
髪の毛と同じように植毛された長い睫にマスカラなど必要なかった。
そしてメイク仕上げのルージュは若々しいピンクを塗っておいた。

ウイッグの前髪が眉を隠し、背中を覆い隠すくらいの長いウイッグは俺をあの “陽菜” とは違うほどの別人にしていた。
と同時に俺自身も女性の様に振る舞っていた。

都心に出かけてきたといっても用があった訳ではない、いわゆるウインドウショッピングだった。
しかしただ見ているだけでは飽き足らなかった。
綺麗に着飾ったマネキンの置いてあるブティックに入り試着を繰り返し、春夏用のワンピ三着とセーターを二着買ったのだった。
支払いは出かけるときに麗羅先生から渡されたカード支払い、名義は “今泉陽菜” “陽菜” のパトロンから渡されたらしい。
まだ会ったことはないが、 “陽菜” はこのパトロンからよほど愛されていたらしい、カードはゴールドだった。
俺は金銭には無頓着を装い、署名に、 “今泉陽菜” と記していた。

今日は薄い色のバイオレットの見せブラにそれとお揃いのショーツだった。
キャミなどはお腹を隠し程度で短いスカートはそのショーツをも見せんばかりだった。

時折吹く風の悪戯で軽い素材のキャミのスカート部がまくれ上がる。
それを “きゃっ” という声を出し、女らしい仕草で押さえる、裕美さんの躾で女の子のように振る舞えるようになった俺は自然にこんな仕草もできるのだった。

今日もペニスはタックでしっかり止めてある。
だから見せるための下着だったので見られても大丈夫のはずだが、やはり下着を他人に見られることの恥かしさは特別だった。

目立つ格好に目立つ俺に当然お誘いの声がかかる。
初めて声をかけられたときはドキドキだったが 、三人四人と増えていくうちに断ることが面倒くさくなってきた。
五人目を超えるあたりから俺は無視するようになっていた。
それはまた誘った男にしてみれば高慢な女に見えたに違いない。

そしてまた三人の男たちに誘われていた。
今度の連中はどことなく素行の悪そうな連中だった。
「ねぇ彼女、これから俺たちと遊ぼうぜ」
「・・・・・・・」
こんな連中にかかわりたくない、そう考えるとまた無視し、駆け出したのだった。
しかし、今日は七センチくらいのハイヒールだった。
穿きなれたハイヒールだったが走るとなると別だった、たちまち追いつかれ、腕をつかまれ人気のない路地に連れ込まれたのだった。
そしてそこに止めてあった連中の車の中に押し込められたのだった。

俺は悲しいほど非力になった女に体を呪いながら、連中の言いなりにされていた。
女の身体を望みながら、こうして暴力によって自分の身体を弄ばれることに憤慨しながらも連中のされるがままになっていた。
さらに三人の誰だかわからないが三人の誰かが右肩からもストラップを下したのだ。
キャミとブラを下げられた俺の乳房はあられもなくはじき飛び、彼らの目に晒されたのだった。
そして、また他の誰かが乳首をつまむ。
その瞬間、俺に激しい刺激が走った、頭に芯が痺れるようだった、目はうつろになり始めている。
もう一つの乳首もいたぶられ始めている。
俺は激しく頭を振り、自分を正気にさせようと試みた。

しかし、乳首を優しくしたり激しくしたりされるとその乳首は立ってきたのだった。
快感が全身を襲う、その快感に酔いしれ、次なる快楽を待つ俺がいた。

ブラのフォックが外されキャミとショーツは足のほうから脱がされていた。
そしてその瞬間、俺は我に返ったのだった。
「あっ、いやぁぁ・・や、やめてぇ・・・」
俺は叫ぶとともに股間を抑えたのだった。
だがこの暴行になぜか俺は興奮していた。
サディスティックな行為に俺のマゾ性が目覚めたみたいだ。

俺の陰棒は勃起している、しかしタックのため激しい痛みを伴っていた。
「お、おいっ、こいつ・・・・チンコがあるぜ・・・」
「まさか・・こんなにでかいおっぱいがあるんだぜ。。」
「いいから・・・見てみろよ・・・・」
「あっ、ほんとだ・・・こいつ、こんな可愛い顔して男かぁ・・」

ばれてしまった、この二週間たびたびの外出でも悟られることがなかった淫棒の存在をこの暴行魔たちに知れてしまったのだ。
知られて欲しくない秘密を見られた後ろめたさに、あとはされるがままだった。

フェラチオを強要され、同時に菊門を貫かれた時には淫乱な女の子のように腰を振っていたのだった。
haruna25
菊門に男根を入れられた時は暫らくぶりの挿入に痛みが走った。
しかし、ピストン運動をされているうちに、あの乳首の愛撫以上の快感を憶えたのだった。

そして三人の男に代わる代わる輪姦され、菊門の快楽を取り戻した俺の体はさらに男根を欲しがった。
その俺の男根を欲しがる目は淫乱な娼婦のような目だった。
三人の男たちに幾度となく輪姦された菊門は大きく開き、中に放出された男たちの精液が溢れ出していた。

携帯で写真を撮られ、身元を聞かれたが、身分の分かる物は何も持っていなかった、というよりも俺の身分などまだ何もない状態だった。
まだ携帯電話など購入出来ない俺に麗羅先生は自分の携帯電話を緊急用にと俺に渡し、それを見られ、俺が麗羅先生と勘違いされてしまったのだった。
彼らは麗羅先生の携帯に登録してある番号をかたっぱしからかけまくったのだった。
「へぇぇ、おまえ、あの香月グループの娘、いや息子かぁ・・」
「・・・ち、違いわ・・・あたしは・・あたしは・・」
「ひゅぅう、俺たちも運が向いてきたぜ、こいつの秘密を知ったんだ、マスコミにばらすっていって金を巻き上げようぜ・・」
「ああ、娘じゃあなくって息子だったってな」
「やめて・・・あたしは・・・麗羅なんかじゃあないわ・・・陽菜よ・・・今泉・・陽菜・・・」
「なんだよ、それ・・・この携帯、盗品か?・・」
「・・・・・・」
「本当のことを言わないつもりか?・・・まぁ、いいや・・・もう一度、楽しませてもらうぜ」
「あっ・・ああん・・あん・・・あん・・」
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男たちは萎えていた淫棒が復活するとともに再び俺に襲いかかってきたのだった。
俺のほうも大きく空いた菊門にいきなり淫棒を差し込まれ、何の抵抗もなく受け入れている。
「ああん・・・あああ・・・あぁん・・・」
「こいつ・・・淫乱な女だぜ・・・もう感じてる・・・」
「おい・・オレのも・・・咥えろ・・・」
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後ろから菊門を貫かれ、前の淫膣はフェラを強要されている、くちゃくちゃ、ぺちゃぺちゃ、ちゅぱちゅぱと淫靡な音を立てて淫棒を咥える俺の姿はまるで淫乱な娼婦のようだった。

幾度となく逝かされた俺の菊門は腫れあがり、爛れたようになってしまっている。
だがそれでも俺の淫欲は治まりを見せなかった、息を切らせ萎えている男たちの淫棒を咥え、いきりたたせ、自分から菊門へと入れるのだった。
haruna28
プロフィール

megumi2001

Author:megumi2001
仕事・家事・執筆・・・・忙しく動いています
家事は・・・新彼と同棲中・・・・なので
更新、遅れ気味で・・・

長い目で見てください

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