うふふふ・・・
あたしゎぁ・・・小さいころからこんな姿に憧れていて・・・
ボンボンと突き出たおっぱいとおしり・・・で、きゅんと締まったウエスト・・・
すらっとした長い脚に黒目で大きな瞳・・・
前髪はやや眉に隠れるほどで・・・
長くした髪は亜麻色に染め・・・黒髪だと重くって・・・
物心付いた時からこの体に憧れて・・・
10年・・・ううん・・・正確には12年かかったわ・・・この体を手に入れるまでは・・・
今はこれでも17歳・・・ちょっと大人びているけど・・・
女の子がお化粧すれば大抵大人っぽく見えるものよ。
今日も大人びた格好で外出中・・・
地下鉄の階段でこんな悪戯を・・・
うふっ・・・あの高校生・・・うつむいたまま横目であたしを見ていたわ・・・
こんな悩殺的なこともしてみたわ。
くふっ・・・みんなとまどい、あたしをみないようにしているわ。
でも横目でチラチラ・・・・・
この顔は平均的な可愛さに整形したんだけど・・・
ちょっと童顔かなぁ・・・・
髪を黒くしてセーラー服でも着れば・・・
女子高生!・・・JKだわ・・・
スカートをちょっと上げ・・・ショーツを見せれば・・・
男の驚いた視線を浴び・・・恍惚に浸るあたし・・・
そう・・・あたしは淫乱な娘・・・淫乱な姿を見られることによって興奮するマゾ女・・・
うんん・・・マゾの男の娘・・・
あたしの股間は・・・平坦で・・・まるで女の子のようだけど・・・・
“タック”という手法でオチンチンを隠しているの・・・
でもね・・・あたしの股間の袋の中には・・・・タマタマがないの・・・
そのおかげで女性ホルモンの効き目が増幅してるんだけど・・・
あれはあたしが5歳の時・・・
あたしの家に女子大生のお姉さんが下宿していたの。
といってもママの姪なんだけど・・・あたしにとっては従姉妹だけど・・・
そのお姉さん、出かけるときは下着姿で・・・もちろんパパのいない時なんだけど・・・
年の割には豊満な乳房をあたしに見せた姿で・・・
あたしがまだ子供ということでそんな姿でさらけ出していたらしいんだけど・・・
あたしにはあまり綺麗とは思わなかったお姉さんが鏡に向かってメイクすると・・・
みるみるうちに綺麗になっていくの・・・
お化粧マジック?・・・
お化粧イリュウジョン?・・・
化ける?・・・
まさに化けたんだわ・・お姉さん・・・
あたしはその日から化けた姿に憧れ・・・自らその姿を追い求めたの・・・
女の子から女に変る姿を・・・
でもあたしは男の子・・・どうすれば・・・
まず・・・おっぱいが欲しいわ・・・それもおおきな爆乳が・・・
で、お姉さんに聞いたの・・・
「・・・ねえ友香ちゃん・・・友香ちゃんのおっぱい大きいね・・・ママなんかそんなに大きくないのに・・・」
「うふふふ・・・これはねぇ・・・内緒よ・・・豊胸という手術で大きくしたの・・・高校卒業とともにね・・・」
「・・・ほう・・きょう・・・?」
「司くんにはわからないかなぁ・・・まだ小さいし・・・男の子だし・・・」
「・・・男の子だとわからないの?・・」
「・・・んとねぇ・・・あたしたち人間には・・・男と女がいるでしょ・・・で・・司くんは男なのね・・・司くんのママやあたしは女なの・・・女は年頃になると・・・あたしくらいになると・・・ううん・・もちょっと前からかな・・・おっぱいが大きくなるの・・・」
「・・・どうして?・・・どうして僕のおっぱいは大きくならないの?・・・」
「ええっ!・・・困ったなぁ・・・どこから説明しようかしら・・・」
「・・・・・・」
「じゃあさぁ・・・司くん・・・動物にはオスとメスがいるの・・・しってる?・・・」
「うん・・・となりのワンちゃん・・・オスだよ・・・ママがそう言っていた・・・」
「うんうん・・・でね・・・オスがメスと交尾してメスのお腹に赤ちゃんができるの・・・わかるかなぁ・・・」
「うん・・この間よそのウチのメスのワンちゃんにオスが乗っかっていた・・・ママが『あっ・・・ワンちゃんの交尾だ』って言ってたよ・・・」
「そうそう・・・でね・・・人間も同じようにすると女の人のお腹に赤ちゃんができるの・・・」
「じゃあ・・僕もママのお腹にいたの?」
「うん・・・そうよ・・・でね・・赤ちゃんのうちはご飯代わりにミルクを飲むでしょ・・・そのミルクはママのおっぱいから出るの・・・司くんも小さい頃・・・赤ちゃんの頃、ママのおっぱいをのんだでしょ・・・」
「うん・・・あんまり覚えてないけど・・・」
「・・・・・」
「でもさぁ・・・オスとメスじゃ・・・どう違うの?」
「・・・んとさぁ・・・司くん・・・ママとお風呂に入ったことある?」
「うん・・毎晩・・」
「じゃあさぁ・・・司くんにはオチンチンが付いてるのにママにはないでしょ・・・」
「・・・うん・・・」
「司くんのオチンチンの付いているところに女の人は穴があるの・・・司くんが大きくなったとき、同じように大きくなったオチンチンが入るだけの穴が・・・でね・・・男の人と女の人の違いはオチンチンがあるかないかだけど・・・女の人は赤ちゃんを産むことができるの・・・」
「・・・・」
「それだけじゃあないんだけど・・・通常・・洋服越しに胸が出ていれば女の人・・・ズボンの股関が膨らんでいたら男の人・・・かな」
「・・・僕もお姉ちゃんのようなおっぱいが欲しい・・・」
「・・・う~ん・・・普通では無理ね・・・男の人は男性ホルモン、女の人は女性ホルモンを体の中で作っるからね・・・女性ホルモンのおかげでおっぱいが大きくなるし・・・でもぉ・・・男の人の中にはタマタマをとっちゃって・・・女性ホルモンを女の子のように体の中に入れてる人もいるわね・・・オカマとかニューハーフとか言うんだけど・・・」
「・・・その人たち・・・女の子になっちゃったの・・」
「・・・正確には本当の女の子じゃあないんだけど・・・赤ちゃんが産めないから・・・でも姿はまるで女の子よ・・・」
「・・・ふ~ん・・・」
その友香ちゃんの言葉が引き金になったんだと思う・・・
あたしはオカマやニューハーフでもいい・・・あの友香ちゃんみたいなおおきなおっぱいが欲しいと思うようになったのは・・・
まず、あたしがしたことは・・・髪を切ることを拒絶したの・・・で・・・女の子の服を・・・要望したわ。
当初、ママは困惑したみたいだったけど・・・パパを説き伏せ・・・あたしに女の子の服を買い与えたの。
あたしは女の子の服をウキウキと着て、ママや友香ちゃんの諸行動を観察したわ。
そしてそれを真似して・・・女の子の仕草を身につけていったの。
あたしの名前は”司”・・・平仮名にすれば男でも女でのいいよう名前・・・で、あたしは保育園年中のとき保育園を転校(転園)し・・・女の子として過ごし始めたの。
もちろん、家でも保育園でも女の子として・・・
パパはいい顔はしなかったけど・・・ママはウキウキとしていたわ・・・どうやら女の子が欲しかったみたい。
登園前に長くなったあたしの髪を梳き、ポニーテールやらツインテールにし、根本に可愛いリボンを付けて楽しんでいる。
たしかに長い髪にリボンなんて女の子の特権だわ。
子供の顔なんて髪型ひとつでどうにでもなるみたい。
成長ホルモンが生成されてない頃なので男らしとか女らしいなんてことはないの。
髪が長くスカートを履いていれば女の子、頭髪が短髪でズボン、あるいは半ズボンなら男の子。
そんな世間の常識があるのだわ。
でもあたしはズボン、短パンを拒否しスカートに拘ったの。
スカートの下にズボン、短パン、厚手のスパッツも・・・
あたしのスカートの下はかならず生脚で・・・
いくら寒くっても生脚で・・それが女の子でいることを主張するかのように・・・
でもねぇ・・・いくらあたしが女の子であろうとしてもトイレに行った時、かならず認識させられるのよ・・・オチンチンと金玉袋が・・・
“ああぁ・・・あたしにはこれがついているんだ・・・あたしはこれがあるうちはまだ男の子なんだ”って想いが・・・
その時、友香ちゃんの言葉が蘇ってきたの・・・オチンチンが・・・ううん・・・タマタマがあたしを女の子でいることの妨げになっているのだと・・
あたしは考えた挙句の末にカッターを手に持っていたわ。
”ザクッ”
音はしなかったけどそんな感じだった。
袋の裏スジに刃をいれると激痛が走る・・・
だけど歯を食いしばり、カッターを引き上げたの・・・
数センチの切込をいれるとタマタマを押し出したの・・
タマタマには管がついていたわ・・・それをハサミで切ったの・・・
もうひとつも同じに・・・
でもあたしの気力もここまでだったわ・・・
急に意識が遠のいてきて・・・
気が付くとベッドの上で・・・それも病院の・・・
外ではパパとママが言い争っていたわ。
たぶんあたしのことで・・・
「お前のせいだ・・・女の子の格好なんかさせるから・・・・」とパパの声。
「しょうがないじゃあない・・・欲しかったんだもん・・・女の子が」とママの声。
「ったく・・・もう戻らないんだぞ・・・タマが・・・もうあの子に生殖能力は無いんだぞ・・・」
「いいわ・・・あの子を女の子として育てるから・・・」
「オカマとしてか?」
「ふん・・・性同一性障害の診断を受けるわ・・・で、性適合手術を受けさせるわ・・・早いうちにね」
「・・・・・」
「そうすれば女の子として戸籍も変えられるし・・・結婚もできるわ・・・女の子としてね」
「・・・もういい・・・別れよう俺たち・・・お前とはあまりに意見が違いすぎる・・・」
「いいわ・・・ツカサと実家に戻る・・・でも・・・貴方も転職を考えたほうがいいわよ・・・貴方が言い出した離婚だもの・・・パパが黙っていないわ・・きっと」
「・・・ああ・・・わかってる・・・」
「それからわかってる?・・・あの女とは別れた方がいいわよ・・・あの女・・・暴力団員の情婦よ・・・」
「えっ・・・・」
「貴方の様子がおかしいので興信所に調べさせたの・・・でまぁ・・・貴方の浮気がわかったんだけど・・・ここまであたしを蔑(ないがし)ろにして・・・あたしのプライドを傷つけたのよ・・・そうなると・・・おじいちゃんからの制裁の覚悟しなきゃあね・・・おじいちゃん・・・酷いわよ・・・たぶん貴方を雇ってくれる会社なんてないわ・・・あたしのおじいちゃん・・・この国の裏のドンだもん・・・じゃあね・・・離婚届・・・早めに出してね・・・すぐ判を押して役所に届けるわ・・・」
「・・・・・・・」
退院するとあたしとママはお祖父ちゃんとお祖母ちゃんの家に転がり込んだの。
こんな姿になってもお祖父ちゃんとお祖母ちゃんはあたしに優しかったわ。
なんでも買ってくれて・・・あたしの部屋まで造ってくれたの。
今までは・・・マンションでの生活だったのであたしの部屋なんて小さなところだったけど、お爺ちゃんの作ってくれた部屋はバス、トイレ付きの4LDK・・・マンションだわ・・・こんなの。
でもそのおかげであたしは女装生活を満喫し・・・同時に性同一性障害者として認めてもらったの。
あとは性別適合手術を受けるだけだったわ。
と同時に性別変更も・・・
小学校の入るときは曾お爺ちゃんの力で女の子として私立の小学校に入学したわ、それも超有名女子小学校に・・・
もちろん持ち上がりで・・・中学、高校、大学まである学校なの。
あっ、そうそう・・・睾丸をなくしたあたしには普通の女の子のようにホルモンを投与されたの。
で・・・そのおかげかな・・・あたしの身体は女の子のように丸みを帯びた体になり、骨盤も大きくなっていったの。
もちろん乳房も本当の女の子のように膨らんでいき・・・中学の頃には人も羨むBからCになっていたの。
でもぉ・・・あたしはあの友香ちゃんのおっぱいが忘れなかったのよ・・・
友香ちゃんのおっぱい・・・どう見てもEカップはあったわ・・・
で・・・あたしは豊胸することにしたの・・・
まずはEカップ・・・皮膚が馴染んだところで・・・Gカップ・・・
で・・・いまはIカップなの・・・・
今あたしは高校2年生・・・Iカップのおっぱいを持つ子なんていないわ・・・
でもまだあたしにはオチンチンが付いているの・・・タマタマはなけどね。
ふくざつ~~
おっぱいに関しては友香ちゃんを越えたと思うんだけど・・・
あたしの中でいまいち友香ちゃんを越えられない・・ある一点が・・・
それは出産・・・なの・・・
友香ちゃんは丸っきりの女の子・・・出産も可能だわ。
でも・・あたしは・・・偽の女・・・オカマなのよ・・・
身体のライン・・・骨盤は大きくなっても所詮子供を産めない身体なの・・・
たとえ性別適合手術をうけたとしても・・・悲しいことだけど・・・
でも今はこの身体に満喫しているわ・・・
こんな格好も・・・
こんな姿もできるしね・・・
あっ・・・そうそう・・・あたし、今度の夏休みに性別適合手術を受けるんだ・・・
今にままでもこれといった不自由さは感じていないんだけど・・・
やるからにはね・・・完璧を求めたいし・・・お爺ちゃんも曾お爺ちゃんもそれを望んでるし・・・
でまぁ・・・出来上がったのがこの身体・・・
すらっとした脚に大きな骨盤・・・そしてなにより・・・大きなおっぱい・・・
さらにさらに・・・天才的な医師による子宮、卵巣の移植・・・
生理も毎月来ているわ・・・
初体験はまだだけど・・・
結局あたしは友香ちゃんをライバル視してたのかなぁ。・・・・
今はもう友香ちゃんも二児ののママだけど・・・
美人度はあたしのほうが上・・・あたしのほうがナイスバディだわ・・・
あっ、わかった・・友香ちゃんをライバル視した訳が・・・
友香ちゃんとパパが仲良くしていたところを見たんだわ・・・あたし。
小さい頃のあたしはパパに恋心を抱いていたんだわ・・・きっと。
だから・・・友香ちゃんを・・・
そのパパももういないけど・・・
本当の女の子になって・・・身体も機能も女の子になって・・・
男の人とHすれば・・・妊娠を心配する身体を手に入れ・・・
それでもあたしはこんな挑発的な格好で街を歩くの・・・
曾お爺ちゃんの決めたお婿さんがいる現在でも・・・
そのお婿さんに“バージン”を捧げた今はあたしの“愛人”を求める時期・・・
いずれあたしは政略結婚であのお婿さんと結婚しなきゃいけないんだから・・・
あたしはあたしで裏で・・・“愛人”をつくるの・・・
なんか・・・違ってるかなぁ・・・あたしの人生。
違ってるわよねぇ・・・
だって・・・男から女になり・・・政略でありとも女として結婚しようとしてるんだもの・・・
“あっ・・・あの人・・・かっこいい・・・アプローチ・・アプローチ・・・くふふ・・”