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巷で噂の・・・

今噂になっているiPS細胞。
こんな記事を見つけまた!

北條元治著「ビックリするほどiPS細胞がわかる本」
山中伸弥・京大教授のノーベル医学生理学賞授賞理由となったiPS細胞(人口多機能性幹細胞)について、再生医療の専門家・北條元治氏(48)が「ビックリするほどiPS細胞がわかる本」(ソフトバンククリエイテブ、1000円)で徹底解剖している。山中教授の受賞前に発売されていた同書は、現在、増刷されヒット中。北條氏は「男同士のカップルに子供ができる」など”夢の万能細胞“の可能性について語った。(結城 正)

広がる可能性「夢がてんこ盛り」
山中教授に感激

「SF映画や小説の世界だったことを、現実的なこととして語ることができますね」。
北條氏はiPS細胞の持つ可能性を、こう表現した。
その可能性の一つが、“男同士のカップルが子孫を残せる”というものだ。
iPS細胞の特徴は、細胞を受精卵の状態に戻して、リセットするということ」。
初期化された細胞は、再び、様々な種類の細胞に変わる「多能性」を持つ。
「つまり片方の男性の細胞から卵子を作り、相手の男性の精子と受精させると、子供ができます」
男性の腸管内でも受精卵は、ある程度まで育つが、基本的には“代理母”の子宮を借りることになる。
それでも生まれてくる子供は、正真正銘、男性2人の子供だ。
「もちろん倫理的問題があるので、あくまで理論上は、ということです」。
ちなみに女性は細胞核内に、男性固有のY染色体をもたないため「女性同士の場合、iPSで生まれる子供は、ずっと女の子だけになってしまうでしょうね」。

自分の細胞から、失わられた組織を作り出せるなら、例えば毛髪に悩みを抱える人にも朗報か、と思いきや、そうでもないようだ。
「毛髪や爪などは、受精卵が分化に分化を重ね、いわば“分化の最下流”で出来るもの。そういう性質のものは、iPSでも、かなり作りづらいんです」。
生きた自分の毛を植え放題となる日は、まだまだ先となりそうだ。
皮膚の細胞培養による再生医療を専門とする北條氏。
06年に山中教授がiPS開発に成功とのニュースに触れた際、「『スゴイですね』と、ファンレターのようなメール」を教授に送った。
教授からは「自分でしたことながら、責任を感じています」と決意に満ちた返信があったという。

患者個人の特性に合わせたオーダーメードの治療薬開発、絶滅危惧動物の再生など、著書でiPS細胞の価値を解説する。
「もちろん、一足飛びにiPS細胞か臓器ができるというものではない。時間はかかります。ただ、タイムマシンはSFだけど,ほかの惑星に行って、生命体と会うことは、SFでは片づけられない。今、iPS細胞の持っている可能性はそういうことですよ。夢がてんこ盛りです。」

いきなり実用「あり得ない」
iPS
細胞を使った患者医療について、北條氏は「人体への応用については、安全性の評価など、まだハードルがものすごく高い。開発からの実績が、数年しかないわけですから。個人的にはよほどのことがない限り、いきなり実現はあり得ないと思います」と話した。今、話題の森口尚史氏が当初、6件の手術を行ったと主張したことについては、「たとえば生後一か月の赤ん坊が、縄跳びの二重跳びを1000回した、と言われて信じられますか。そういう話です」と表現していた。
北條元治(ほうじょう・もとはる)
1964年4月、長野・飯山市生まれ。48歳。
弘前大医学部卒業後、渡米しペンシルベニア大培養皮膚による再生医療を学ぶ。
東海大でやけど治療に従事。美容事業への応用のため、顧客の細胞を保存する会社「セルバンク」を2004年に設立。99年の東海村臨界事故の際は、被害者治療用の培養皮膚作製に携わった。

2012年(平成24年)10月16日(火曜日) スポーツ報知より抜粋

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Author:megumi2001
仕事・家事・執筆・・・・忙しく動いています
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