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麗羅の館XL

第三話:今泉陽菜
23
俺は、いや、アタシは男にいわれるまま全裸になった、アタシという第一人称はアタシが物心ついたころから心の中で思っていたことだった。
紆余曲折があり、こうして”アタシ“って言える自分に感謝していた。
その一番の協力者は今アタシの前にいるこの男だった。

かつて菊門淫行のたびに色々な男にこの裸体を見せてきた、度重なる菊門淫行に恥かしさなど忘れたが、女としてのこの姿は恥かしかった。
恋い焦がれた足長おじさんであるこの男から女性器などをすべて見せろと言われたせいかもしれない、そしてアタシは男の前に全裸を曝け出したのだった。
全身はピンクに染まり、男の視姦に耐えている。

麗羅お嬢の技術もすごいものだ、あれ程男々していた身体がまるで芸術のように造り替えられ、女のようになっている。
乳房の張り、肌の肌理細やかさ、尻の大きさ、そして何よりオマンコの形、色などどれをとってみても普通の女だった。
今日の所はそのまま素直に帰そうと思ったが、俺のデカマラはいきり立ち、このまま女を帰すことを拒んだのだった。
haruna44
優しく乳房を揉みほぐし、乳首を甚振ってみた。
「・・・あん・・・ふぅん・・・」
半開きの口元から甘い吐息が漏れてくる、その声にも俺のマラは反応したのだった。
あの陽菜と寸分違わない、この女と淫行したいと俺の本能が叫んでいた。

この陽菜に“あの陽菜”のような色気がないなんて口からのでまかせだ、俺にとってはこの陽菜のほうが数段上だ、俺の好みに合っている。
俺はどちらかというとロリ系で今日のような陽菜に欲情してしまう。
可愛くツインテールにしている陽菜に欲情していたのだった。
しかし、元男である陽菜に欲情するとは・・・・
俺はホモではない、だが元男だった陽菜を抱くことに何の抵抗もなかった。
この陽菜は女だ、そう思い続けたのだった。

あれぇ・・・おっぱいを触られ・・・アタシは女の子のように感じている・・・人工乳房以上の快感だわ・・・きもち・・いいわぁ・・・でも、この人・・・アタシを女の子として見てくれているのかしら?
試しにおっぱいをこの人の身体に押付け、上体を揺すってみた、乳房を押付けられたこの人の身体が強張ってくる。

あっ・・・これ・・・この人の心臓音・・・ばくばくしている・・・

この数時間、アタシを作り物の化け物のように見ていたご主人様が急に身近に感じられた、そしてそれはアタシに女の子としての自信も付与してくれる。
自分の身体を盾にしてまで守ってくれた愛しき陽菜と同じ顔、髪型、そして女の身体を駆使してのなりふり構わないアタシの作戦は、期待道理の成果を上げていた。
足長叔父さんに会わせてくれるという裕美さんの言葉を聞いて時から練ってきた計画は、ここまで思いどりに進んでいる。
今のこの人ならこのまま押し切れる、という確信めいたものが湧いてくる。

アタシと、この人を繋ぎ止めておくには身体を使った攻撃が一番だった、さらにアタシは身を乗り出し、正面からこの人に頬ずりをする、少し伸びた髭はアタシの頬に当たり、痛い。
だがその感触はどことなく背徳的な興奮を誘い、ハイティーンに生まれ変わったアタシの若い身体に甘い疼きを生じさせたのだった。
「アタシを・・・アタシを捨てないでください・・・このままアタシの身体を傷つけてください・・・一生消えない、一生に一度だけの女の子の傷をアタシに付けてください」
両手でそっとその人の頬を挟み、ユックリと自分のほうに向ける。
「は・・はる・・・な・・」
何かを言おうとする前にアタシはこの人の唇にアタシの唇を押付けていた。
これがアタシが女の子の身体になってからの初めてのキスだった。

ここまでしたんです、これでその気になってくれなかったら・・・アタシにはあなたを繋ぎ止めておく方法はないんです、足長叔父さん?

俺にとってこのキスは予想外ではない、陽菜を裸にしたときからこうなることを想定していた。
陽菜のほうから迫ってくるように仕向けたのだ、乳首を触ったのも陽菜の欲情を煽る為だった。
女の乳房、乳首がどれほど感じるのか分からないが、陽菜を失って以来、喪に服す意味を込め、女を絶っていた。
また、あの陽菜以上の女がいるわけでもない、あの陽菜は俺にとって最上の女だったし、またアゲマンでもあった。

だがこの陽菜を見た途端、俺の過去が蘇えってきたのだ、あの若かりし頃の俺が、陽菜と出会った時の俺がいたのだった。
この女が欲しいと思った、だが、喪に服した俺には大義名分が欲しかった、あの陽菜以外の女を抱くという。
姑息だが俺はこの陽菜のほうから俺を誘った、という大義名分を作りたかったのだ。
図らずもこの陽菜は俺の誘いに載ってきて俺を挑発している、俺は心の内ではニヤリとしながらその挑発に載っていったのだった。

俺の身体に当たる感触は俺の欲情をそそる、そんな肉体的な影響に加え、陽菜の一言が俺の心を大きく揺さぶっていた。

いかんなぁ・・・まずい・・まずいぞ・・・こいつの言葉・・・妙にいじらしい・・・一生に一度だけの傷?・・・処女を奪ってくれだと?・・・可愛いなぁ・・・本気で惚れてしまいそうだぞ・・・

俺は理性を抑えていたのでこの陽菜を抱き締めるという行為には及んでいないが、キスを拒んでいないのでこのまま淫行に走るのが目に見えていた。
「ん・・ん・・・」
かすかに漏れた陽菜のくぐもった声、頬に当たる鼻息、そして重なった唇から伝わる処女の震えが俺の理性を失わせる。
唇をついばむでもない、舌を絡めるでもない、身体を撫で回してもいない、ただ唇を接触させるだけの稚拙なキス。
それなのに俺は過去に経験してきたどのキスよりも昂ぶり、興奮していた。
キスというものが久しぶりだったせいかもしれない、あるいは性転換美女からのアプローチのせいだったかもしれない。
はたまた、処女の涙を見たせいだったかも知れない、閉じられた陽菜の瞳の端には、涙が浮かんでいた。
どんな意図の涙か分からない、だが俺の中で何かがはじけ飛んだ瞬間でもあった。
“元男でもいいや”という気持ちのままにか細く華奢のなぅた陽菜の肢体を抱き寄せ、と同時に強く唇を押付け、舌を割り込ませる。
「む・・ん・・んうぅぅ!?」
豹変した俺の態度に陽菜は一瞬驚いたようにピクリと震えたが、すぐに唇の力を緩め、侵入者を己の口内に受け入れたのだった。
haruna45

麗羅の館XXXⅨ


第三話:今泉陽菜
22
「俺が陽菜と出会ったのは、俺がまだ駆け出しの頃の・・・二十三くらいのときだったかなぁ・・」

出される料理の合間で男は陽菜とのいきさつを話していた、俺自身も聞きたいことだった、あの陽菜がこの男の情婦になったいきさつを知りたかったのだ。
俺の淫行経緯の中で初めての女であり、俺に自分がGIDということを分からせてくれた女性でもあったからだ。

“ジュクの・・・新宿の繁華街でミカジメ料の取り立てをしていた時だった・・・さる店の前で座り込んでいてな・・・あまりのミニスカだったんで『パンツが見えるよ』って言ったら、あわててスカートの裾を降ろしたんだが・・・ピンクのパンティだったかな・・・いや・・コホン・・・まっ・・当時、俺には車なんてないし、歩いてマンションまで・・・といってもぼろアパートだがな・・・とにかく、仕事を終えた俺は自分のヤサ・・住んでいるところに着いたんだ・・・さぁ、寝るかと思い、オートロックの暗証番号を入れると後ろにあの陽菜が立っているではないか・・・俺は怪訝な顔をして・・・『お嬢ちゃん、どうしたんだい』って声をかけたんだ・・・『・・・・・・・・』・・・まっ、当然、返事はないよな・・・でまた声をかけたんだよ・・・『お嬢ちゃん、家出か、帰るとこないんか?』って・・・途方に暮れ、項垂れていたんでな・・・『・・・ママと・・・ママと喧嘩しちゃった・・・ねえ、おじ・・お兄さん・・・泊めて・・・』・・・おじさんをお兄さんに言い直すところが・・・何というか、可愛いと思い・・・俺の汚い部屋に招き入れたんだ”

二日、三日経っても出ていこうともしない、それどころか俺のあの汚い部屋が次第に綺麗になっていくではないか・・・掃除しているんだなぁと思いながら、多少の金と合鍵を渡したんだ・・・つまり、情婦だよな・・・まだ関係はないが・・・だが一週間もすると、陽菜も大胆になってきたんだ・・・風呂上がりで・・・バスタオル一枚で胸を隠して・・・俺は幼くも十分熟れた乳房に、むしゃぼりついたのだ。
haruna42

あとは成り行きに任せ、淫行を堪能した、ミシミシと俺の淫棒が彼女に突き刺さる。
初めは痛がっていたがやがて慣れてきたようだ、陽菜は喘ぎ声を上げていた。
処女ではなかったが男の経験はあまり無いようだった、膣孔が狭く俺の淫棒を締め付けてくる。
挿入すると、俺の淫棒を包み込み、ザワザワとミミズが這っているような感じだった、これをミミズ千匹というのかと思った。
とにかく陽菜とのオマンコは俺に十分な快楽を与えてくれ、また陽菜も存分に楽しんでいたようだった。

ゴムなしの、生の挿入での中出しでは当然子供もできる。
俺が陽菜から子供ができたと言われたのは四か月後だった。
当然、俺は降ろせと言ったが彼女は俺のことなど聞こうともせず、産むと言って堕胎を行わずにいた。
次第に陽菜の腹は膨らんでくる、俺は焦った、女房子供を抱えての生活など俺の給金では不可能だったのだ。
俺は彼女に手を挙げ、殴った、腹も蹴とばした、だが陽菜のお腹の中の子は健気に育ち、出産を迎えたのだった。

後で知ったんだが、この時陽菜はまだ十七歳だったんだ、生まれた子は女の子で “菜穂” と名付けた。
その子も今年で十歳になる、ちょっと訳ありで、さる施設に入っているけどな・・・

兎に角、子持ちとなった俺は頑張った、ダーティーな仕事だがそれなりに頑張ったおかげで組長から香月先生を紹介されたのだ。
先生は俺に次から次へと仕事を与えてくれた、気が付けば俺もいっぱしの極道になり、組を抱える身となっていた。
当然、抗争も起きる、だが無頓着な俺は四歳になったばかりの菜穂と、そろそろ籍を入れようかと思っている陽菜を大阪のU○Jに連れて行ったのだったのだった。

大阪といえば俺の敵対するグループの真っただ中なのだ、その中に入り込み、遊ぼうとしたのが間違いだった。
俺としては隠密裏に事を運んだので、ほぼ安心していた、だが俺の組から内通者がいたのだ。
当然、俺に刺客が向けられた、それも人のごった返すUF○内で。

二、三個のアトラクションを見た後、俺達は次のアトラクションに向かう途中だった、。
五、六人の男達に取り囲まれ、砲弾を受けたのだ。
その時陽菜は俺と子供、いや、子供だけだったかもしれない、庇うように銃弾の前に立ちふさがったのだ。
陽菜は身体中に銃弾を浴び、身体からは血を吹き出し手ていた。
更にマグマム弾を受けた顔の半分は吹き飛び、無残な姿で横たわったのだのだった。
俺も左腕と右足に銃弾を受けたが、命に別状はない、陽菜が庇ってくれたおかげだった。
菜穂といえば・・・菜穂は・・・・・・・・・・
母親が顔を半分吹き飛ばされ、体中から血吹雪を吹き出している後景を目の当たりにして精神が病んだようだった。
その以来菜穂の口から言葉が消えた。

俺は傷の癒えるのを待った、そして癒えると反撃を開始したのだった。
俺には資金はいくらでもある、香月先生のバックアップだった。
先生からは頭を使えと言われていたが、この時ばかりはただ力任せの反撃だった。

まずは敵の本拠から襲った、多少の犠牲はあったが二週間の後、敵の本拠を落としたのだ。
そして、次に地下にくすぶる残党の始末だった。
その中でも大きな勢力を持つ組から攻め立て、関西を中心にあちらこちらで銃撃戦が続いたのだ。
おそらく香月先生の力で内閣をはじめ、各省庁及び各機関に通達が走り、こんな抗争の中でも、俺は国家権力、警察の邪魔もなく極道の全国制覇を果たしたのだった。

事が済んだ俺は陽菜の葬儀をしようとした、だが香月先生からある提案を言われたのだった。
娘の、菜穂の治療について先生から言われたのだ、菜穂の治療には陽菜の姿が必要だと。
俺には何のことかよく理解できない、兎に角、香月先生は“わたしにまかせろ”といわんばかりに俺に説明するのだった。

一応、先生から説明は受けた、だが俺にはまだ何のことかよくわからない、男を女にして陽菜に仕立てるのだと・・・俺に“?”がたくさん並んだ・・・・
だが俺は香月先生にすべてを任せたのだ、あの抗争の時のように。

菜穂は・・菜穂といえば、相変わらず自分の部屋に閉じこもり、人形やぬいぐるみを相手にぶつぶつ言いながら毎日を過ごしていた。
愛おしき菜穂はどんどん可愛くなってくる、だが俺には何もしてやれることはない、ただ香月先生に任せるしかなかった。
菜穂が心を閉ざしてしまったのも無理はない、目の前で母親が蜂の巣にされたのだから。
その原因はすべて俺にある、だから俺としては何としてでも菜穂だけは元道理にしたかったのだ。

おまえは、陽菜はどうなんだい、今の姿で幸せか?」
「・・・ええ・・・あたしって女になりたくって・・・いいえ・・・あたしはもともと女の子なの・・・本当の姿になっただけなの」
「そうか・・・じゃあ済まんが・・菜穂の・・・しばらくの間、菜穂の母親になってくれ・・・少しの間でいいんだ・・・香月先生は菜穂に母親が生きていることを知らせ、虚脱状態から抜け出そうとしているのだ・・・あとは・・・菜穂が元に戻ったら、おまえは・・・おまえを解放しよう・・・おまえがどう生きようと勝手だ・・・顔を作り変えてもいい・・・いや、むしろ変えてもらって俺たちのそばから離れて欲しい」
「・・・・・・」
「どうした?・・・嫌なのか?」
「いいえ・・・とにかく・・・菜穂ちゃんに会わせて・・」
「・・・いいが・・・会わせてもいいが・・・おまえの匂いがあまりに・・・あの陽菜とは違いすぎる・・・」
「・・・違うって?」
「なんとなく、雰囲気がな・・・あの陽菜は・・・陽菜は淫行に爛れてたので奇妙な色気があったのだが・・・今のおまえにはそれがない・・・」
「・・・どうすればいいの?」
「・・・・・・してみるか・・・俺のチンポを咥えてみるか・・・おまえの偽マンコで・・・」
「・・・・・・」
「しかし・・・偽とはいえ、あの麗羅お嬢のことだ、きっと本物とは違わないだろうな・・」
「・・・んと・・・もう一度、大きな手術をするんだって・・・」
「そうか・・・じゃあ、その後でもいいか、おまえと嵌めあうのは・・・」
「・・・・・・・・」
「んとなぁ・・・俺は極道だ、綺麗な言葉使いなんかわからん・・・今後もこんな言い方をする・・・おまえも早いうちに慣れておけ・・・いいな」
「・・・はい・・・」

とは言ったものの俺は興味本位で偽陽菜を部屋に誘ったのだった。
勿論、陽菜のオマンコの出来上がりを見たかったからだ、裕美お嬢からは一週間の期日を貰っている。
麗羅お嬢のことだ、完璧に近い出来上がりだろうと思う、だが、俺の見てみたいという物見遊山的な願望は誰も消すことはできない。
明るい部屋の中で俺は陽菜に全裸になるよう勧めた、いや、命令した。
ここにいる陽菜は俺の所有物なのだ、誰の遠慮のいらない、ただ単に“裸になれ”というだけでよかった。
haruna43

麗羅の館XXXⅧ

第三話:今泉陽菜
21

股間を平坦にするタックという煩わしい、手法はなくなったが、今度はダイレーターの挿入という痛くて、また恥じらうような所業をしなければならなかった。
俺の身体に開けられた穴は自然治癒効果で何もしなければ塞がってしまう、その予防のためダイレーターなる器具で防いでいた。

気になる疑似女性器は鏡で映し見る限り、アダルトの写真やかつての恋人 “陽菜” の物と寸分違いのないものに出来上がっている。
さらにあれほどの手術にも係わらず傷跡が見当たらないほど綺麗に仕上がっていた。
裕美さんの話によると、切開部は糸による縫合をせず、あの生殖性の接着剤を使ったという。
だからケロイド状の縫い目などもなく綺麗に仕上がっているのだと言っていた。

陰核には亀頭を使い、大陰唇は陰嚢の袋で作りあげられていた、そして大陰唇を広げると中には小陰唇も作られていたのだった。
それはどこから見ても、メラニン色素が沈着する前の綺麗なピンク色をした処女のような女性器だった。

俺は恐る恐る陰核に触れてみる、すると突然電流が走ったような刺激が俺を襲い、思わず声を出してしまったのだった。
かつての亀頭を触られたような刺激だが、あれよりもさらに感度を増した刺激だった。
haruna33
「あっ・・あっ・・・なに・・これ・・・きもち・・い・・い・・」

そして俺は親指で陰核を摩りながら中指を疑似淫膣に挿入したのだった。

中はまるっきりの空洞だが淫棒の皮でできた偽膣は俺の脳裏を刺激する。
だが俺の淫乱性は中指くらいでは修まらなかった、そして淫欲に満ちた俺は第三段階のダイレーター、男の陽根の形をしたバイブレーターを手にしていた。
そして亀頭部分に潤滑ジェルを塗り、陰核や大陰茎の上に這わせるのだった。
それは淫行前の前戯のようだった、今の俺は女を喜ばせようとする男の心と、女として喜びたいという男の心と女で居たいという心の入り混じった複雑な心境だった。

俺は亀頭を偽膣に当て、ゆっくりを押し込んでいく。
痛みはある、当然だった、第二段階のダイレーターより太いからだ。
だが潤滑ジェルのおかげでするりと入っていく、みしみしという感覚だった、そして痛いながらも押入れていく。
すると偽膣はその太さに慣れたのか、痛みは和らぎ、反対に快感が襲ってきたのだった。

「・・ううん・・・あん・・ああん・・・」

俺の口から甘美に満ちた喘ぎ声が漏れる、と同時に全身が淫楽の悦びを感じ、力が抜けていったのだった。
さらにもう一つの突起が陰核を刺激した時には俺の意識はなくなっていた。
haruna34
どのくらい意識をなくしていただろうか、人の気配を感じ目を開けると俺の視線には裕美さんが映っていた。
「うふふ・・・気が付いた・・陽菜ちゃん・・女の子のいけない遊び、覚えたのね・・・女の子の身体って気持ちいでしょ・・・もう少ししたら殿方の・・・あなたのご主人様のペニスで悦ばせてもらうといいわ・・・それまではほどほどに・・ね」
「・・・・・ご主人様?・・・」
「前に言ったことがあるわね・・この手術代・・さる方が払って下さるって・・」
「・・・・・は・・い・・・」
「もう少ししたら会わせてあげるわ・・・さあ・・バイブを抜いてシャワーを浴びてきなさい」

俺は裕美さんの言葉にハッとし、自分が全裸であの偽膣に男根バイブを刺していることを思い出したのだ。
自分の淫らな姿を見られた恥かしさに、俺は顔を赤らめ、そそくさにバイブを抜き取り、浴室に向かったのだった。
そしてその日以来、ダイレーターによる膣拡張の訓練は自慰の時間となったのだ。

“ご主人様に会わせてあげる” という裕美さんの言葉は一週間後、現実になった。
その日の朝、裕美さんから外出の準備をするように言われ、俺はまるでデート前の女の子のように心をうきうきさせながら洋服を選んでいた。
女の子のようにあれこれ悩む洋服選びを楽しむこと自体、俺の心も女性化してきたことを物語っていた。
兎に角、女性の身体に近づき、女性として生活できることが夢のようだった。

勝負下着さながらの黒い下着を選び、スカートはチェックのミニプリーツ、頻繁に使用する幼い感じのミニスカートだった。
ブラウスは清楚を感じさせる白で、その上からスカートとお揃いのベストを着る。
そして赤色のブレザーを着れば、女子高生の姿だった。
正確には制服ではない、だがその姿はまるでどこかの女子高の制服のように感じられた。
こうした服を選んだ心の奥底に自分の処女性を強調するためだったかもしれない。

張りのある瑞々しい顔にファンデーションは必要なかった、ただ単に薄いピンクのルージュをグロスを塗れば外出の準備はできたも同然だった。
そして腰まで届く長い黒髪をツインテールにするとさらに若々しさを感じさせる。
長くすらりとした脚にニーハイソックスを穿き、靴はローヒールのパンプスだ。
耳たぶには目立たないピアスに、爪には桜色のマニュキュア。
そんなハイティーンの装いにブランド物のハンドバックは似合わない、無名だが可愛らしいデザインの物を選んでおいた。

そんな俺の姿を裕美さんは微笑んで見てくれた。
「あらあら、可愛くできたわね・・・これならあの人も喜んでくれるわ」
「てへ・・・よかった、裕美さんに合格点をもらって・・」
「合格合格、満点よ・・・あの方、どちらかというとロリコン好きみたいだから・・」
「・・・アタシのご主人様って・・どんな方ですか?」
「う~ん・・会えばわかるわ・・さあいきましょ・・」
「・・・はい・・」

裕美さんが言葉を濁したことにより、俺の不安は高まっていた。
だが俺の変身費用、俺の夢を叶てくれる費用を払ってくれる大事な足長叔父さんに会わないわけにはいかない、そして優しい感じの中年男性をイメージしていたのだった。
待ち合わせ時間が近づき、俺は裕美さんの運転するあの高級外車の助手席に乗り込んだのだ。

待ち合わせ場所は都心の超高級ホテルのレストラン、と同時に部屋も取ってあるという、夜を伴にしろということなのか。
俺の偽女性器で対応できるだろうかという不安もあった、だが俺に選択肢はない、ただ言われるままについていくだけだった。
haruna35
ホテルに着くと一人のホテルマンが俺たちに近づいてきた。
「裕美お嬢さま、お待ち申しておりました、どうぞこちらへ」
「はい・・でも今日の主賓はこの子よ・・よろしくね」
「はい、伺っています・・」
「陽菜ちゃんっていうの・・・私より年上なんだけど、こんなに可愛いから陽菜ちゃんって呼んでるの・・・たぶん・・・これからもあの人とたびたびここに来ることになるわ・・・その時はよろしくね」
「はい、かしこまりました・・・いつも当ホテルをご利用くださいましてありがとうございます・・・これからも末永くご利用下さることをお願いする次第です」
「あらあら・・ご丁寧に・・私がお世話になるのは・・・たぶん・・・」
「分かっていますよ・・・素晴らしい殿方に出会えるといいですね」
「でも・・なかなか居ないのよね・・・そんな人・・・居たら紹介してね、高崎さん」

このホテルマンは高崎と言う名らしい、どれくらいの地位なのか分からない。
そんな時、裕美さんは俺の耳元で囁いた、 “ジェネラルマネージャーよ” と。
ジェネラルマネージャー?・・総支配人?・・・このホテルの最高責任者?
俺の頭の中がぐるぐる回る中、高崎さんは俺たちを最上階にあるレストランの一角に造られたVIPルームへと導いてくれたのだった。

扉を開けると眩しいばかりの光が差し込んでいる、その光の中から一人の男が動いている。
俺の足長おじさんだ、そう思うと足が竦んだ。
逆光で顔貌までは分からないが、兎に角体の大きな男性だった。
嘗ての俺のようだった。

その男は立ち上がり俺たちを招いている、俺の目も光に慣れ、男の姿を垣間見ることができるようになっていた。
近づくにつれ男の姿がはっきりとしてくる、俺がその男を確認するのに幾ばくもなかった。
頬の大きな傷跡があるが、かなりイケメン風の男性が俺たちに声をかけてきた。
「裕美お嬢、そっちが・・・は・・陽菜!・・・いや・・違う・・・陽菜は・・陽菜は死んだんだ」
「うふふ・・どう?・・・そっくりでしょ」
「ああ・・まさに。まるで生き写しだ・・・さすが麗羅お嬢だ」
「とにかく一旦は渡していくわ、早めに返してね」
そう言うと裕美さんは部屋から出ていってしまったのだった。

一人取り残された俺は不安で一杯だった、そして俯いたまま膝を閉じ、ハンドバックを握りしめていた。
「なんと呼んだらいいのかな・・・・・で・・いいよな」
「・・・はい・・あたしは陽菜です・・」
「ふぅ・・女の前でこんなにドキドキするのは久しぶりだぜ・・・中学生以来だ・・・」
「中学生?」
「ああ ・・・初めて同級生の女とオマンコした時以来だ」
「・・・・・・」
「あの時はお互い、処女、童貞でな・・・まぁ、そんなことはどうでもいいや・・・とにかく胸をときめかせたあの時と同じだ・・・しかし男をここまで女にするとは・・・」
「・・・あたし・・・女にみえる?」
「ああ・・・全くの女だ・・・それもとびっきりのな・・・」
「とびっきり?」
「・・・とにかく可愛くて綺麗だということだ・・・あの陽菜のようにな」
「陽菜って・・・陽菜との関係は?」
「俺のスケ・・イロ・・まぁ、一般的には愛人だったがな・・籍を入れてやれば善かったんだが・・・それもできずに逝ってしまった・・・不憫なことだ」
「・・・・・・・」
「俺がまだ駆け出しの頃だった・・・新宿をミカジメのため、回っているときに・・・んとなぁ・・・ミカジメっていうのは・・・」
「・・・ガード料でしょ・・・店を守るからお金をよこせ的な・・・一方的な方法」
「まぁ・・そうだな・・・そんな時、あの陽菜が俺の懐に飛び込んできたんだ・・」
「・・・・・・」

男はぽつりぽつりと陽菜について話始めたのだった。
hauna36

麗羅の館XXXⅦ


第三話:今泉陽菜
20

俺は女性ホルモンで女性化した身体での淫欲を楽しみ、堪能していた。
何しろ感度が男だった時より数倍、女の身体のほうが感じるのだ、あの精巧に作られた人工乳房での感度など及びもつかないほどの快楽に溺れていた。
兎に角、乳房、乳首、脇の下、うなじ、太腿と舌で愛撫されると俺の淫欲は頂点に登り詰めていた。

「あん・・あん・・あぁん・・あふう・・・あん・・あん・・ああん・・」
「・・・・・」
「あぁん・・・い・・・逝く・・逝くわぁ・・・」
「・・・・・淫乱な・・・オカマ・・め!・・・逝け・・逝ってしまぇええ・・・・」
「あん・・あん・・ああん・・逝く・・・・逝く・・・わぁ・・」

車の中で散々犯された後、ラブホに連れ込まれ、また犯され続けたのだった。
そしてラブホの部屋には俺の嬌声が響き渡り、淫行の限りを尽くされていた。
車の中ではレイプだったが、このラブホの部屋は合意の、いや俺のほうが淫行を求める立場に代わっていた。
その俺の求めに男たちは応え得てくれ、何度も俺を犯してくれたのだった、お互いへとへとになるまで。
そして俺の菊門は大きく開き、俺の意思では閉じられなかったのだった。
肛門括約筋の損傷、それが俺に襲いかかった悲劇だった。
haruna29
全身に精液を付けられ、俺の身体は精液まみれだった、鬘などとっくに外され自毛になった長い髪にも付着していた。
それらを洗い流そうと浴室に向かうのだが、あまりの淫行に俺は歩行困難になっていた。
足腰の立たないほどの淫行に俺の淫欲は満たされたが、同時に俺の負った傷も大きなものだった。
肛門括約筋の損傷で閉じなった俺の菊門からとろとろと彼らの精液が流れ出している、
何度も何度も菊門の中を洗浄し、精液が流れ出さないくらいになった時、俺はメイクをし直しホテルを出たのだった。

彼らとの別れ際、男の一人がこう言ったのを思い出していた。
「この写真でこいつの親から金をせびろうぜ」
「やめて・・・お金ならあたしが・・・」
「おまえの持ってくる金より親からの金のほうが多いだろう、多いほうがいいに決まっているだろ」
「・・・・・」
確かに俺の預金額などしれている、俺を香月グループの令嬢と間違えたまま彼らは恐喝する気だ。
これ以上俺にはなすすべはなかった。

終電も終わった深夜だったのでタクシーでも拾おうと思い財布の中身を確かめようとバックを開けると携帯電話が目に入った。
彼らは一度取り上げた携帯を返してくれていた、そしてその携帯を見ると多くの着信が入っていた。
淫行に夢中で気が付かなかった。
発信は裕美さんだった。

「陽菜ちゃん?・・陽菜ちゃんなのね、どうしたの・・どこにいるの」
「裕美さん・・裕美さん・・・ううう・・・」
何故か裕美さんの声を聴いた途端、俺の目から涙が零れ落ち、声にならなかった。
以前の俺はこんなに涙脆くなかったのだが、女性ホルモンのせいだろうか、ちょっとしたことで涙を流しようになっていた。

「いま、どこにいるの?・・・迎えに行くわ・・・」
「・・・ひく、ひく・・・わかんない・・・・」
今の俺はまるで年端もいかない少女のようになっていた。
そして年齢的には年下の裕美さんがまるで姉の様になっていたのだった。
その姉の優しく落ち着いた声に俺は心を癒され、あへの次なる言葉を待っていた。

「陽菜ちゃん・・その辺に電柱なんかない?」
「あるけど・・」
「そこに住所の案内なんか貼り付けていない?」
「・・・あっ・・あった・・・んと・・○○区××町二番地・・・って・・・」
「分かったわ・・そこを動かないで・・すぐ行くから・・」

その声とともに電話は切れ、多くの深夜族の中に紛れた俺だった。
当然、お誘いはかかる、だが今の俺の姿を見て眉をひそめるように俺の元を去っていく。
肛門括約筋の損傷で俺は精液混じりの排出物を垂れ流していたのだ、いくら菊門に力を入れても流れ出してくる。
俺の身体からは異臭を漂わせている、そんな姿を見られ恥かしさの絶頂にありながら、逆に被虐の快楽をも感じている。
そしてタックを外された陰棒はいきり立ち、ひらひらのミニスカートを押し上げていた。
ショーツやパンストを彼らに破られたため下半身は無防備になっていたのだった。
さらに菊門から排出物を垂れ流していることに茫然としている俺は隠すことさえ忘れていた。
この顔貌からはレイプされたあとの女の様であるが、股間の膨らみはニューハーフを曝け出している哀れな姿だった。

心細さの中、いたたまれない気持ちで裕美さんの言われた通り、俺はそこで立ち尽くしていた。
そして数十分の後、物凄い勢いで俺のいるところに向かってくる車が目に入ってきた。
若葉マークを付けた某高級外車が俺の前に止まり、中から裕美さんが慌てたように降りてきたのだった。
そして毛布を片手に俺に近寄り、それを俺に巻いてくれたのだ。

「は・・陽菜ちゃん・・・あなた・・・」
「くすん・・・・えぇぇん・・・」

俺は裕美さんの顔を見るなり、まるで年端もいかない女の子のように泣き出してしまったのだ。
気丈を装っていたが裕美さんの顔を見るなりその箍が外れたようだ。
裕美さんはそんな俺の頭を撫で車まで導いてくれた、しかしこの異臭を放つ身体では気が引けたのも事実だった。
haruna30
麗羅の館に着き、俺は麗羅先生の診察を受けている。
「あらあら、派手に犯れたわね・・・もうあなたの肛門は使えないわ、一生オムツでの生活だわ・・」
「・・・ぐすん・・・しくしく・・」
「どういう経緯だったかはしらないけど、また聞かないけど、あなたはもう女なのよ。
暴力的な男には非力だし、されるがままなの。
だから男に対しては警戒心を持ち、慎重に行動しなさい」

「・・・はい・・・・」

冷たい口調ではあるが優しい笑顔の麗羅先生だった。
そして俺はこの麗羅先生に全身を預けることになる、体力が回復した一週間後に。

若い女性のオムツ姿など、さる嗜好者以外、滑稽に見える。
俺はその滑稽な姿で一週間を過ごしたのだ、排出感を覚えても自由にならない菊門に悩まされ、流動的な排出物が俺のお尻を汚している。
そしてオムツを脱ぎ、シャワーで綺麗にするとまた装着する、そんなことの繰り返しの一週間だった。
勿論、食事は固形物など食べられない、流動食主体でたまに点滴を打っていた。

俺の体力が手術に耐えられるまで回復したとの麗羅先生の判断で、俺は分娩台に仰向けに寝かされ両足を大きく開き、菊門を麗羅先生の目に曝け出していた。
そして、その先生からこれから手術すると言われていたのだった。

俺は手術台を兼ねた分娩台に移動し、まず心電図や血圧計など、俺の状態を監視するためのいろいろな機器を裕美さんによって取りつけられたのだ。
次に、点滴がはじめられ、そして酸素のマスクを顔にあてられる。
点滴に麻酔薬を入れてられ、点滴が始まって数十秒で俺の意識はなくなり始めたのだった。

手術は終わったらしい、俺の意識が戻ってきた、まだ痛みはない。
下半身に目を移すとそこにはあのオムツではなく、締め付けられるような感じのショーツを穿いている。
まだ麻酔が効いていて、感触はないがそんな感じだった、そして俺の股間からあの膨らみが消えていたことにも気が付いたのだった。

麻酔が切れてきたらしい、俺の股間は徐々に痛みを増してくる。
だが、それは男との決別を意味し、俺はその痛みに耐えていた。
しかし、その痛みは限界を超え、俺の口から呻き声を発するようになる。

「・・ううう・・うっぐぅ・・・あぐっ・・・・」
「・・あら・・麻酔が切れたみたいね・・・身体に穴をあけたんだものね、痛いわよね、それに有ったものも取っちゃったし・・・鎮静剤を打っておくわ・・・」
「・・・うぐう・・・あたし・・どんな・・手術を・・」
「肛門及び括約筋の移植と造膣術・・・造膣と言ってもまだ穴を開けただけだから・・」
「・・・穴を・・開けた?・・」
「一般的には・・・性転換手術・・・普通はこれで終わりだけど・・・これから女性特有の臓器の移植をするのよ・・・子宮、卵巣をはじめとする臓器をね・・」
「・・・・・・」
「よく理解できないみたいね・・・まぁ・・・いいわ・・お姉さまに任せておけば・・・悪いようにしないわ」
「・・はい・・・」

痛みは三日ほどで薄らぎ、俺は普通の生活ができるようになっていた。
ただ尿意を催してからはすぐにトイレに駆け込まないといけなくなっていた、尿道が以前に比べ短くなったせいだと裕美さんに教えられていた。
大便のほうも普通に出来るようになっていた。
また菊門にもGスポットがあるらしく、そこを亀頭で刺激する菊門淫行は過剰な興奮を味わえるとのことだった。
だが俺はあのオムツ姿には戻りたくない、もう菊門淫行はこりごりだ。

陽根が女性器に変わり、平坦になった俺の股間はタックという煩わしさを解消させてくれた。
あのいつ取れるかという不安もこの女性器なら心配なかった、堂々と女性物のショーツを、可愛らしいデザインのショーツを穿けるのだった。
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そのショーツでマイクロミニのスカートを穿く、ちょっと屈めばお尻が見えてしまうような。
パンストなど穿かず、ニーハイソックスでの姿はハイティーンを感じさせる。
今日も赤地のチェックのマクロミニに胸元が大きく空いたクリーム色のTシャツを着て部屋中を闊歩している。
ホルモンだけで育った乳房はGカップまで大きくなり、Tシャツの胸元に谷間を見せている。
そして歩くたびに揺れる乳房に、あの人工乳房にない本物の感触を覚えていた。

こうして俺は様々なメイクとファッション、ヘアーメイクを楽しみ、傷の癒えるのを待っていた。
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麗羅の館X X XⅥ


第三話:今泉陽菜
19

苦痛だった放射線による女性化を終え、今俺はこれから行われる手術のための体力回復をしていた。
と言っても女性ホルモンの摂取やエステなどは毎日の日課だった。
同時に女としての振る舞いや仕草の注意点を裕美さんから矯正されてもいた。
そして、裕美さんからある程度の合格点をもらうと麗羅先生は俺に外出許可を与えたのだった。

もう寒い日もそれほどなくなった四月の中頃、俺はは初夏と言わんばかりに肌の露出の多いキャミソールで都心に出てきていた。
もちろんメイクも二十歳くらいの若い女性を想定して施してきたのだ。
だが、このキャミに植毛された黒髪では重すぎるのでウイッグを付けている。
その亜麻色のウイッグはあの “陽菜” の写真と同じ髪型であり、その髪型に合わせた服装だったが、女の子の俺を女性の俺にしていた。
ネックレスはやや太いチェーンにハートの付いたものを、ピアスも同じデザインのハートのものを付けていた。

もともと目鼻立ちが整っている “陽菜の顔” には濃いメイクは必要ない、すっぴんでも綺麗だからだ。
ナチュラルにファンデーションを塗り、ピンクのチークぐらいでよかった、あとは軽く眉を書き、アイラインを引く。
髪の毛と同じように植毛された長い睫にマスカラなど必要なかった。
そしてメイク仕上げのルージュは若々しいピンクを塗っておいた。

ウイッグの前髪が眉を隠し、背中を覆い隠すくらいの長いウイッグは俺をあの “陽菜” とは違うほどの別人にしていた。
と同時に俺自身も女性の様に振る舞っていた。

都心に出かけてきたといっても用があった訳ではない、いわゆるウインドウショッピングだった。
しかしただ見ているだけでは飽き足らなかった。
綺麗に着飾ったマネキンの置いてあるブティックに入り試着を繰り返し、春夏用のワンピ三着とセーターを二着買ったのだった。
支払いは出かけるときに麗羅先生から渡されたカード支払い、名義は “今泉陽菜” “陽菜” のパトロンから渡されたらしい。
まだ会ったことはないが、 “陽菜” はこのパトロンからよほど愛されていたらしい、カードはゴールドだった。
俺は金銭には無頓着を装い、署名に、 “今泉陽菜” と記していた。

今日は薄い色のバイオレットの見せブラにそれとお揃いのショーツだった。
キャミなどはお腹を隠し程度で短いスカートはそのショーツをも見せんばかりだった。

時折吹く風の悪戯で軽い素材のキャミのスカート部がまくれ上がる。
それを “きゃっ” という声を出し、女らしい仕草で押さえる、裕美さんの躾で女の子のように振る舞えるようになった俺は自然にこんな仕草もできるのだった。

今日もペニスはタックでしっかり止めてある。
だから見せるための下着だったので見られても大丈夫のはずだが、やはり下着を他人に見られることの恥かしさは特別だった。

目立つ格好に目立つ俺に当然お誘いの声がかかる。
初めて声をかけられたときはドキドキだったが 、三人四人と増えていくうちに断ることが面倒くさくなってきた。
五人目を超えるあたりから俺は無視するようになっていた。
それはまた誘った男にしてみれば高慢な女に見えたに違いない。

そしてまた三人の男たちに誘われていた。
今度の連中はどことなく素行の悪そうな連中だった。
「ねぇ彼女、これから俺たちと遊ぼうぜ」
「・・・・・・・」
こんな連中にかかわりたくない、そう考えるとまた無視し、駆け出したのだった。
しかし、今日は七センチくらいのハイヒールだった。
穿きなれたハイヒールだったが走るとなると別だった、たちまち追いつかれ、腕をつかまれ人気のない路地に連れ込まれたのだった。
そしてそこに止めてあった連中の車の中に押し込められたのだった。

俺は悲しいほど非力になった女に体を呪いながら、連中の言いなりにされていた。
女の身体を望みながら、こうして暴力によって自分の身体を弄ばれることに憤慨しながらも連中のされるがままになっていた。
さらに三人の誰だかわからないが三人の誰かが右肩からもストラップを下したのだ。
キャミとブラを下げられた俺の乳房はあられもなくはじき飛び、彼らの目に晒されたのだった。
そして、また他の誰かが乳首をつまむ。
その瞬間、俺に激しい刺激が走った、頭に芯が痺れるようだった、目はうつろになり始めている。
もう一つの乳首もいたぶられ始めている。
俺は激しく頭を振り、自分を正気にさせようと試みた。

しかし、乳首を優しくしたり激しくしたりされるとその乳首は立ってきたのだった。
快感が全身を襲う、その快感に酔いしれ、次なる快楽を待つ俺がいた。

ブラのフォックが外されキャミとショーツは足のほうから脱がされていた。
そしてその瞬間、俺は我に返ったのだった。
「あっ、いやぁぁ・・や、やめてぇ・・・」
俺は叫ぶとともに股間を抑えたのだった。
だがこの暴行になぜか俺は興奮していた。
サディスティックな行為に俺のマゾ性が目覚めたみたいだ。

俺の陰棒は勃起している、しかしタックのため激しい痛みを伴っていた。
「お、おいっ、こいつ・・・・チンコがあるぜ・・・」
「まさか・・こんなにでかいおっぱいがあるんだぜ。。」
「いいから・・・見てみろよ・・・・」
「あっ、ほんとだ・・・こいつ、こんな可愛い顔して男かぁ・・」

ばれてしまった、この二週間たびたびの外出でも悟られることがなかった淫棒の存在をこの暴行魔たちに知れてしまったのだ。
知られて欲しくない秘密を見られた後ろめたさに、あとはされるがままだった。

フェラチオを強要され、同時に菊門を貫かれた時には淫乱な女の子のように腰を振っていたのだった。
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菊門に男根を入れられた時は暫らくぶりの挿入に痛みが走った。
しかし、ピストン運動をされているうちに、あの乳首の愛撫以上の快感を憶えたのだった。

そして三人の男に代わる代わる輪姦され、菊門の快楽を取り戻した俺の体はさらに男根を欲しがった。
その俺の男根を欲しがる目は淫乱な娼婦のような目だった。
三人の男たちに幾度となく輪姦された菊門は大きく開き、中に放出された男たちの精液が溢れ出していた。

携帯で写真を撮られ、身元を聞かれたが、身分の分かる物は何も持っていなかった、というよりも俺の身分などまだ何もない状態だった。
まだ携帯電話など購入出来ない俺に麗羅先生は自分の携帯電話を緊急用にと俺に渡し、それを見られ、俺が麗羅先生と勘違いされてしまったのだった。
彼らは麗羅先生の携帯に登録してある番号をかたっぱしからかけまくったのだった。
「へぇぇ、おまえ、あの香月グループの娘、いや息子かぁ・・」
「・・・ち、違いわ・・・あたしは・・あたしは・・」
「ひゅぅう、俺たちも運が向いてきたぜ、こいつの秘密を知ったんだ、マスコミにばらすっていって金を巻き上げようぜ・・」
「ああ、娘じゃあなくって息子だったってな」
「やめて・・・あたしは・・・麗羅なんかじゃあないわ・・・陽菜よ・・・今泉・・陽菜・・・」
「なんだよ、それ・・・この携帯、盗品か?・・」
「・・・・・・」
「本当のことを言わないつもりか?・・・まぁ、いいや・・・もう一度、楽しませてもらうぜ」
「あっ・・ああん・・あん・・・あん・・」
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男たちは萎えていた淫棒が復活するとともに再び俺に襲いかかってきたのだった。
俺のほうも大きく空いた菊門にいきなり淫棒を差し込まれ、何の抵抗もなく受け入れている。
「ああん・・・あああ・・・あぁん・・・」
「こいつ・・・淫乱な女だぜ・・・もう感じてる・・・」
「おい・・オレのも・・・咥えろ・・・」
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後ろから菊門を貫かれ、前の淫膣はフェラを強要されている、くちゃくちゃ、ぺちゃぺちゃ、ちゅぱちゅぱと淫靡な音を立てて淫棒を咥える俺の姿はまるで淫乱な娼婦のようだった。

幾度となく逝かされた俺の菊門は腫れあがり、爛れたようになってしまっている。
だがそれでも俺の淫欲は治まりを見せなかった、息を切らせ萎えている男たちの淫棒を咥え、いきりたたせ、自分から菊門へと入れるのだった。
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プロフィール

megumi2001

Author:megumi2001
仕事・家事・執筆・・・・忙しく動いています
家事は・・・新彼と同棲中・・・・なので
更新、遅れ気味で・・・

長い目で見てください

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