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麗羅の館XL

第三話:今泉陽菜
23
俺は、いや、アタシは男にいわれるまま全裸になった、アタシという第一人称はアタシが物心ついたころから心の中で思っていたことだった。
紆余曲折があり、こうして”アタシ“って言える自分に感謝していた。
その一番の協力者は今アタシの前にいるこの男だった。

かつて菊門淫行のたびに色々な男にこの裸体を見せてきた、度重なる菊門淫行に恥かしさなど忘れたが、女としてのこの姿は恥かしかった。
恋い焦がれた足長おじさんであるこの男から女性器などをすべて見せろと言われたせいかもしれない、そしてアタシは男の前に全裸を曝け出したのだった。
全身はピンクに染まり、男の視姦に耐えている。

麗羅お嬢の技術もすごいものだ、あれ程男々していた身体がまるで芸術のように造り替えられ、女のようになっている。
乳房の張り、肌の肌理細やかさ、尻の大きさ、そして何よりオマンコの形、色などどれをとってみても普通の女だった。
今日の所はそのまま素直に帰そうと思ったが、俺のデカマラはいきり立ち、このまま女を帰すことを拒んだのだった。
haruna44
優しく乳房を揉みほぐし、乳首を甚振ってみた。
「・・・あん・・・ふぅん・・・」
半開きの口元から甘い吐息が漏れてくる、その声にも俺のマラは反応したのだった。
あの陽菜と寸分違わない、この女と淫行したいと俺の本能が叫んでいた。

この陽菜に“あの陽菜”のような色気がないなんて口からのでまかせだ、俺にとってはこの陽菜のほうが数段上だ、俺の好みに合っている。
俺はどちらかというとロリ系で今日のような陽菜に欲情してしまう。
可愛くツインテールにしている陽菜に欲情していたのだった。
しかし、元男である陽菜に欲情するとは・・・・
俺はホモではない、だが元男だった陽菜を抱くことに何の抵抗もなかった。
この陽菜は女だ、そう思い続けたのだった。

あれぇ・・・おっぱいを触られ・・・アタシは女の子のように感じている・・・人工乳房以上の快感だわ・・・きもち・・いいわぁ・・・でも、この人・・・アタシを女の子として見てくれているのかしら?
試しにおっぱいをこの人の身体に押付け、上体を揺すってみた、乳房を押付けられたこの人の身体が強張ってくる。

あっ・・・これ・・・この人の心臓音・・・ばくばくしている・・・

この数時間、アタシを作り物の化け物のように見ていたご主人様が急に身近に感じられた、そしてそれはアタシに女の子としての自信も付与してくれる。
自分の身体を盾にしてまで守ってくれた愛しき陽菜と同じ顔、髪型、そして女の身体を駆使してのなりふり構わないアタシの作戦は、期待道理の成果を上げていた。
足長叔父さんに会わせてくれるという裕美さんの言葉を聞いて時から練ってきた計画は、ここまで思いどりに進んでいる。
今のこの人ならこのまま押し切れる、という確信めいたものが湧いてくる。

アタシと、この人を繋ぎ止めておくには身体を使った攻撃が一番だった、さらにアタシは身を乗り出し、正面からこの人に頬ずりをする、少し伸びた髭はアタシの頬に当たり、痛い。
だがその感触はどことなく背徳的な興奮を誘い、ハイティーンに生まれ変わったアタシの若い身体に甘い疼きを生じさせたのだった。
「アタシを・・・アタシを捨てないでください・・・このままアタシの身体を傷つけてください・・・一生消えない、一生に一度だけの女の子の傷をアタシに付けてください」
両手でそっとその人の頬を挟み、ユックリと自分のほうに向ける。
「は・・はる・・・な・・」
何かを言おうとする前にアタシはこの人の唇にアタシの唇を押付けていた。
これがアタシが女の子の身体になってからの初めてのキスだった。

ここまでしたんです、これでその気になってくれなかったら・・・アタシにはあなたを繋ぎ止めておく方法はないんです、足長叔父さん?

俺にとってこのキスは予想外ではない、陽菜を裸にしたときからこうなることを想定していた。
陽菜のほうから迫ってくるように仕向けたのだ、乳首を触ったのも陽菜の欲情を煽る為だった。
女の乳房、乳首がどれほど感じるのか分からないが、陽菜を失って以来、喪に服す意味を込め、女を絶っていた。
また、あの陽菜以上の女がいるわけでもない、あの陽菜は俺にとって最上の女だったし、またアゲマンでもあった。

だがこの陽菜を見た途端、俺の過去が蘇えってきたのだ、あの若かりし頃の俺が、陽菜と出会った時の俺がいたのだった。
この女が欲しいと思った、だが、喪に服した俺には大義名分が欲しかった、あの陽菜以外の女を抱くという。
姑息だが俺はこの陽菜のほうから俺を誘った、という大義名分を作りたかったのだ。
図らずもこの陽菜は俺の誘いに載ってきて俺を挑発している、俺は心の内ではニヤリとしながらその挑発に載っていったのだった。

俺の身体に当たる感触は俺の欲情をそそる、そんな肉体的な影響に加え、陽菜の一言が俺の心を大きく揺さぶっていた。

いかんなぁ・・・まずい・・まずいぞ・・・こいつの言葉・・・妙にいじらしい・・・一生に一度だけの傷?・・・処女を奪ってくれだと?・・・可愛いなぁ・・・本気で惚れてしまいそうだぞ・・・

俺は理性を抑えていたのでこの陽菜を抱き締めるという行為には及んでいないが、キスを拒んでいないのでこのまま淫行に走るのが目に見えていた。
「ん・・ん・・・」
かすかに漏れた陽菜のくぐもった声、頬に当たる鼻息、そして重なった唇から伝わる処女の震えが俺の理性を失わせる。
唇をついばむでもない、舌を絡めるでもない、身体を撫で回してもいない、ただ唇を接触させるだけの稚拙なキス。
それなのに俺は過去に経験してきたどのキスよりも昂ぶり、興奮していた。
キスというものが久しぶりだったせいかもしれない、あるいは性転換美女からのアプローチのせいだったかもしれない。
はたまた、処女の涙を見たせいだったかも知れない、閉じられた陽菜の瞳の端には、涙が浮かんでいた。
どんな意図の涙か分からない、だが俺の中で何かがはじけ飛んだ瞬間でもあった。
“元男でもいいや”という気持ちのままにか細く華奢のなぅた陽菜の肢体を抱き寄せ、と同時に強く唇を押付け、舌を割り込ませる。
「む・・ん・・んうぅぅ!?」
豹変した俺の態度に陽菜は一瞬驚いたようにピクリと震えたが、すぐに唇の力を緩め、侵入者を己の口内に受け入れたのだった。
haruna45
プロフィール

megumi2001

Author:megumi2001
仕事・家事・執筆・・・・忙しく動いています
家事は・・・新彼と同棲中・・・・なので
更新、遅れ気味で・・・

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